アジア・太平洋株式サマリー:上海総合が上昇、インドも上げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【中国・香港株式市況】

20日の中国株式市場では、上海総合指数が約2週間ぶりの高値に上 昇。政府の業界てこ入れ策が利益を押し上げるとの楽観的観測から、テ クノロジー株の指標が最高値を更新した。

ソフトウエアメーカーの用友網絡科技(600588 CH)と東華軟件 (002065 CH)が値上がり。ロボット・機械メーカー、新松機器人自動 化(300024 CH)は値幅制限いっぱいの10%高。政府がハイテク製造業 を支援する計画の概要を19日に示したことが好感された。

香港市場では太陽光発電機器メーカー、漢能薄膜発電集団(566 HK)が47%下げた後、売買停止となった。

上海総合指数は前日比0.7%高の4446.29で終了。前日は3.1%高 と、1月21日以来の大幅高で引けていた。CSI300指数は0.5%高。 CSI300情報技術(IT)指数は今年に入り倍以上の水準に値上がり し、CSI300指数を構成する10業種で最大の上昇率となっている。

正徳人寿保険の運用担当者、呉侃氏(上海在勤)は「テクノロジー 銘柄は中国経済の構造変化の大きな構図に密接に関係している」と指 摘。「市場では政府が技術革新や起業を支援するための一段の措置を講 じるとの観測が広がっている」と述べた。

香港市場では、中国本土株から成るハンセン中国企業株(H株)指 数が前日比0.3%高、ハンセン指数は0.4%安で引けた。

【インド株式市況】

20日のインド株式相場は上昇し、指標のS&P・BSEセンセック スは1カ月ぶり高値を付けた。インド準備銀行(中央銀行)が6月に利 下げに踏み切るとの観測が広がった。利益が予想を上回ったタタ・パワ ーが値上がりした。

インド最大の民間電力会社タタ・パワーは2週間ぶりの高値で取引 終了。ICICI銀行は今週に入って2回目の値上がり日となり、住宅 金融で国内最大手のハウジング・デベロップメント・ファイナンス (HDFC)は構成銘柄の中で上昇率1位。ヒンドゥスタン・ユニリー バは2週間ぶり大幅上昇となった。

センセックスは前日比0.7%高の27837.21と、先月22日以来の高値 で終了。インフレ鈍化でインド中銀に今年3回目の利下げ実施の余地が 生じるとの見方が広がっている。次回の政策決定会合は6月2日。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比0.1%安の5610.30。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比0.9%高の2139.54。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比0.3%安の9685.31。

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