中国人観光客の「爆買い」と円安、日本の景気を後押し

中国人の「爆買い」など訪日外国人による支 出が過去最高となり、日本の景気を押し上げている。

1-3月期の国内総生産(GDP)によると、非居住者の日本国内 での直接購入は実質原系列ベースで5512億円と、比較可能な現行基準で は1994年以来の最高額。実質季節調整系列GDPの成長率への寄与度は 約0.1%となり、デフレ脱却を目指す日本にとっては願ってもない援軍 だ。

明治安田生命保険の小玉祐一チーフエコノミストは「中長期的な視 野から見ると、人口も減ってくるので内需に力強さをあまり期待できな い中、こういう形で、まだまだ成長余力の大きいアジアの購買力という のを国内の成長力に取り込むというのは有望な策であると思う」と述べ た。円相場も対ドルで過去3年間で約30%以上下落した。

日本政府観光局によると、4月の訪日外国人客数は176万4700人。 単月で3カ月連続過去最高を更新した。国別では中国が前年同月比2.1 倍の40万5800人と最も多かった。

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