日米中印の同時にエンジン全開なら-先入観にとらわれるな

世界経済で全てがうまくいき始めたらどうな るだろうか。

JPモルガン・チェースによれば、今年1-3月(第1四半期)の 世界経済成長率は1.1%と、1998年以来の低水準。サマーズ元米財務長 官による長期低迷の警告が注目を集め、世界各地の中央銀行が緩和的な 金融政策を続ける理由が増えている。

だがそれでもBNYメロン・インベストメント・マネジメントのア ジア太平洋担当投資ストラテジスト、サイモン・コックス氏は、「悲観 的な先入観」が景気好調に転じた場合の想定の妨げになってるようだと 指摘する。

同氏がエコノミスト・インテリジェンス・ユニットと組んで、米国 と日本、中国、インドの経済が同時に離陸したらどうなるかを分析した 想定は非常に興味深い。この4カ国で世界の国内総生産(GDP)ほぼ 半分を占める。

コックス氏は顧客に今月送付したリポートで、「4カ国が同時にエ ンジンを全開にしたら、世界の成長と貿易を押し上げ、商品相場の下落 を反転させ、世界の株価一段高を支えるだろう」と分析。同氏のシミュ レーションは、2010年代末までに平均で日本が2%、米国が3%、中国 が7%、インドが8%成長を続けるというものだ。

原題:Imagine If Everything Started to Go Right With the World Economy(抜粋)

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