英リバティ会長:ボーダフォンとは欧州事業で「相性合う」

米ケーブルテレビ(CATV)会社リバテ ィ・グローバルのジョン・マローン会長は19日、英携帯電話サービス会 社ボーダフォン・グループとの結び付きについて、西欧における自身の CATV事業で「相性が合う」と述べた。これまで取りざたされてきた 両社の統合についてマローン会長が公式に言及したのは初めて。

マローン会長(74)はコロラドから電話取材に応じ、「われわれか ら見て、西欧事業で協力ないし統合に向けた道を見いだすことができれ ば、極めて大きい相乗効果が得られるだろう」と指摘。ドイツや英国、 オランダなどの市場における統合効果に言及した。

マローン会長はボーダフォンを「瓶の中の大きなバナナ」にたと え、「問題はこのバナナをつかんで瓶の中からどうやって出すかだ」と 語った。

世界2位の携帯電話サービス会社であるボーダフォンの発行済み株 式の時価総額は930億ドル(約11兆2500億円)で、リバティは450億ド ル。負債を含めたリバティの企業価値は約880億ドルとなっている。

マローン会長は両社が協議中かどうかについてコメントを控えた。 同氏は株主の視点から見て両社の経営手法には「大きな違い」があると の見方も示した。ボーダフォンの広報担当、ベン・パドバン氏はマロー ン会長の発言についてコメントを控えた。

ブルームバーグ・ニュースは昨年11月、株式交換によるボーダフォ ンとリバティの統合をめぐり、財務面および規制面での問題点、株主か ら支持を得られるかどうかなどを探っていると報じていた。

原題:Malone Says Liberty, Vodafone Make ‘Great Fit’ in Europe (1)(抜粋)