ソニーの立て直し、平井社長に前任ストリンガー氏のお墨付き

ソニーの平井一夫社長の経営立て直しの取り 組みについて、前任者のハワード・ストリンガー氏がお墨付きを出して いる。

ストリンガー氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビュー で、「プレイステーション(PS)」の最新機種とリストラが復活を後 押ししていると語った。過去7年間で6回赤字を計上しているソニー は、今期の純損益が1400億円の黒字になると見込んでいる。

平井社長は米アップルの「iPhone(アイフォーン)」に搭載 されているセンサーチップなど採算の取れる製品に集中するため、不採 算事業から撤退し、スマートフォンや映画部門のコストを削減してき た。VGチャーツによると、「PS4」の販売台数は米マイクロソフト の「Xbox One(エックスボックスワン)」のほぼ2倍となって おり、最新世代のゲーム機では最も好成績を収めている。

ストリンガー氏は「立て直しは実現されつつある」と指摘。「プレ イステーションは現在強力な勝ち組で、Xboxに勝っている。ソニー が負けるとは思えない」と述べた。

2005年に最高経営責任者(CEO)に就任したストリンガー氏 (73)は12年に辞任し、翌年に会長も退任した。平井氏(54)はソニー が過去最大の4570億円の純損失を計上した12年、ストリンガー氏の後任 に指名された。

ソニー株は年初来で59%上昇。日経平均株価の構成銘柄で3位のパ フォーマンスとなっている。

ストリンガー氏は、映画・テレビ番組制作事業での米ネットフリッ クスやアマゾン・ドット・コムとの競争拡大は消費者にとって恐らくプ ラスである一方、既存の制作会社にとっては試練だとの見方を示した。

原題:Hirai’s Predecessor Stringer Says Sony Turnaround Taking Hold(抜粋)

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