原油1バレル=100ドルへの上昇は何年も先-ペトロナスCEO

マレーシア国営石油会社ペトロナスのワン・ ズルキフリ・ワン・アリフィン社長兼最高経営責任者(CEO)は、米 国のシェールオイル生産が引き続き堅調であるため原油価格の上昇は継 続しない可能性があるとの見方を示した。

ワン・ズルキフリCEOは18日、クアラルンプールで開かれた会議 で「原油価格が1バレル=100ドル近辺に上昇するのは何年も先になる だろう。われわれは米国のシェールオイル生産の弾力性を過小評価して いた。依然として、今回の大幅下落からの脱却に取り組んでいる状況 だ」と述べた。

米国の在庫と生産の増加で世界の供給過剰が深刻化し、原油価格は 昨年ほぼ50%下落。価格は3月に付けた6年ぶりの安値から上昇してい るものの、米ゴールドマン・サックス・グループやフランスのソシエ テ・ジェネラルなどのアナリストらは、供給過剰が続くため上昇は継続 しないと予想している。

ワン・ズルキフリCEOは「見通しはあまり明るくない。石油セク ターは低迷している。2008-09年のリセッション(景気後退)に伴う落 ち込み後で最も劇的な状況の一つを経験している」と語った。ワン・ズ ルキフリ氏は4月1日にCEOに就任した。

原題:$100 Oil Seen Years Away by Petronas as Shale Output Resilient(抜粋)

--取材協力:Ben Sharples.

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