ゴールドマン:原油は10月までに45ドルに下落を予想

原油相場は、供給過剰と生産者にとっての資 金調達コストの低さが市場の重しとなる中、10月までに1バレル=45ド ルに下落が見込まれる。米ゴールドマン・サックス・グループが予想し た。

ジェフリー・カリー氏らゴールドマンのアナリストは電子メールで 配布した18日付のリポートで、3月に付けた6年ぶり安値から1バレル =60ドル付近への回復は時期尚早だと指摘。低いコストで資金を調達で きることにより、米生産者に増産抑制を促すためには低価格継続の必要 性が一段と強まっていると説明した。

ウェスト・ テキサス・インターミディエート(WTI)原油の期 近物は3月以降に37%上昇した。米国のリグ(掘削装置)稼働数の減少 で生産が鈍化し、供給過剰状況が緩和するとの観測が背景。掘削したも のの未完成の油井の埋蔵量は1億バレルを超えると、ゴールドマンは指 摘する。未完成の油井は容易に日量25万バレル以上を生産できるように なるという。

同社のカーリー氏とダミアン・クールベイリン氏はリポートで「実 際、世界的な市場の不均衡は解消されていない。現在の相場上昇は、バ ランスを取り戻し始めつつある状況を損なう自滅的なものであることが 判明しよう」と記した。

原題:Goldman Sees Oil at $45 by October After ‘Self-Defeating’ Rally(抜粋)

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