アジア・太平洋株式サマリー:上海総合が大幅高、印株は反落

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【中国・香港株式市況】

19日の中国株式相場は上昇し、上海総合指数が4カ月ぶりの大幅高 となった。証券株やエネルギー銘柄が高い。多くの新規株式公開 (IPO)が予定される中、投資家は指標としている株価指数をアンダ ーパフォームしている銘柄に注目している。

金融株の指標は4.5%上昇。前日は6週間ぶり安値を付けていた。 華泰証券(601688 CH)と長江証券(000783 CH)が値幅制限いっぱい の10%高。4月の高値から20%近く下げていたペトロチャイナ(中国石 油、601857 CH)は上昇した。

深圳市場では上場初日の山西永東化工(002753 CH)と田中精機 (300461 CH)が共に44%高。小型株の指標である創業板(チャイネク スト)指数は1.4%上昇し、最高値を更新した。

上海総合指数は前日比3.1%高の4417.55と、1月21日以来の大きな 上昇率で終了。CSI300指数は3.4%高。

申万宏源のトレーダー、ジェリー・アルフォンソ氏(上海在勤)は 「IPOで割り当てを得た投資家は保有を続ける一方で、割り当てられ なかった投資家がアンダーパフォームしている銘柄に余剰資金を振り向 ける」と分析した。

香港市場ではハンセン中国企業株(H株)指数が前日比1.9%高、 ハンセン指数は0.4%高で引けた。

【インド株式市況】

19日のインド株式相場は反落。指標のS&P・BSEセンセックス は前日に3週間ぶり高値を付けていた。この日は方向感のない取引の 中、自動車関連銘柄と銀行株の下げが目立った。

英高級車メーカーのジャガー・ランドローバーを傘下に置くタタ・ モーターズと、二輪メーカーのバジャジ・オートが大きく下げた。イン ド石油ガス公社(ONGC)は5営業日ぶりに下落。住宅金融でインド 最大手のハウジング・デベロップメント・ファイナンス(HDFC)は 1週間ぶりの大幅下落で、アクシス銀行は1.1%値下がりした。

センセックスは前日比0.2%安の27645.53で終了。前日の上昇は、 モンスーンに関する気象予報を手掛かりに、利下げ観測が強まったこと が手掛かりだった。インド準備銀行(中央銀行)は次回の政策決定会合 を6月2日に開催する。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比0.8%安の5615.50。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比0.3%高の2120.85。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比1.2%高の9716.77。

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