バークシャー、再生可能エネルギー擁護も買い取り拡大に反発

米資産家ウォーレン・バフェット氏は投資保 険会社バークシャー・ハサウェー傘下の公益事業による再生可能エネル ギーへの多額の投資を強調しているが、同社はネバダ州では環境に優し い電力の使用を住民に奨励する計画に異議を唱えている。

ネバダ州の主力公益企業でバークシャー傘下のNVエナジーは、 「ネット・メータリング」という制度の下で住民がソーラーパネルで生 産し同社に販売できるエネルギー量の上限引き上げ案に反対している。

バフェット氏率いるバークシャーは風力発電や太陽光線を集めるた めの投資で税制優遇措置を受けているものの、公益企業の間ではネッ ト・メータリングについて、脅威と受け止められるケースが多い。

バークシャーに関する書籍の執筆者で投資家のジェフ・マシューズ 氏は、バフェット氏が幹部に競争上の優位性を死守させたい考えだと指 摘。「行きつくところは常に金だ。ロビー活動を行い、信念を押し通す のは合法的だ。だから偽善者のように見えても信念を押し通すのだろ う」と語った。

NVエナジーは4月の投資家向け説明で、太陽光による自家発電の 伸びに対応する戦略を打ち出し、ネット・メータリング制度の上限をピ ーク時需要の3%で現状維持するよう陳情を行う方針を示していた。同 社の管轄で同プログラムに参加する顧客数は2014年に2倍強に増えた。 自家発電が増えると公益事業の売上高に悪影響が及ぶ。

NVエナジーの広報担当、ジェニファー・シュリヒト氏は、同社が 「あらゆる形のソーラー発電を支援する」と述べた上で、ネット・メー タリングの上限引き上げは「全ての顧客のコストを高めることになり、 料金の上昇圧力にはわれわれは反対する」との立場を示した。

原題:Berkshire Fights Home Solar as Buffett Champions Green Power (1)(抜粋)

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