ウォーレン米上院議員、貿易促進権限の修正提案-金融規制で

エリザベス・ウォーレン米上院議員(民主、 マサチューセッツ州)は、米金融規制改革法(ドッド・フランク法)が 弱められる事態を予防することを狙い、大統領貿易促進権限(TPA) 法案の修正案を議会に提出した。

ウォーレン議員は、環太平洋連携協定(TPP)交渉妥結などの前 提条件とされるTPA法案について、2008年の金融危機を受けて制定さ れた金融規制の解体につながりかねないと主張。同議員の立場は一部の 憲法学者や法律専門家が支持しているという。

TPAはファストトラックとも呼ばれ、大統領が貿易交渉権を持 ち、合意すれば議会に修正を認めず一括で賛否を問える権限。だが、同 議員が18日に提出した修正案は、可決されれば金融サービス規制に関す る条項を含む通商協定はファストトラック権限での検討の対象外とな る。

当初の金融規制改革法案には議会共和党がほぼ一致して反対し、ウ ォーレン議員は同法案の擁護者の1人だった。オバマ大統領はドッド・ フランク法を損なういかなる通商協定にも合意しない考えを表明してい るが、ウォーレン議員は将来共和党候補が大統領に就任した場合に通商 協定を使って米金融規制を弱める恐れがあると訴えている。TPA法案 が成立すれば、大統領への同権限の付与は6年間。

原題:Warren Proposes Change to Trade Bill to Protect Dodd-Frank Rules(抜粋)

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