きょうの国内市況(5月18日):株式、債券、為替市場

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●日本株は続伸、米金利低下と決算・還元策を好感-金融中心買われる

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東京株式相場は続伸。米国で景気刺激策が継続するとの見方や国内 企業業績、株主還元への評価と期待が広がり、三菱UFJフィナンシャ ル・グループやみずほフィナンシャルグループ、あおぞら銀行、第一生 命保険といった金融株中心に買われた。パルプ・紙や非鉄金属、商社株 なども高い。

TOPIXの終値は前週末比19.55ポイント(1.2%)高 の1626.66、日経平均株価は157円35銭(0.8%)高の1万9890円27銭。

プリンシパル・グローバル・インベスターズの板垣均社長は、「企 業業績はとても良くなってきている。前期ベースでの株価はフェアバリ ューから少し割高だが、今期は10-20%の増益が見込まれるため、まだ 上昇余地がある」と言う。金融相場から業績相場への中期的な移行が予 想される中、企業が「インパクトある形で株主重視の姿勢に取り組んで きている」と話した。

東証1部33業種は保険、銀行、紙パ、非鉄、卸売、陸運、鉱業な ど32業種が上昇。サービス1業種のみ下落。東証1部の売買高は27 億6495万株、売買代金は2兆6327億円。上昇銘柄数は1299、下落 は479。

売買代金上位では三菱UFJ、みずほFG、三井住友フィナンシャ ルグループがそろって上げ、第一生、ダイキン工業、住友電気工業、 T&Dホールディングス、住友商事も高い。これに対し、シャープは大 幅続落。モルガン・スタンレーMUFG証券が投資判断を下げた武田薬 品工業、自社株買いの見送りが失望されたSMCも安い。

●債券上昇、独米債高で長期金利は2週ぶり低水準-オペ結果受け売り

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債券相場は上昇し、長期金利は約2週間ぶり水準に低下した。前週 末のドイツと米国の債券相場が堅調に推移した流れを引き継いで買いが 優勢だった。一方、日本銀行が実施した国債買い入れオペの結果を受け た売りなどで上げ幅を縮める場面があった。

長期国債先物市場で、中心限月6月物は前週末比15銭高の147円42 銭で開始し、午前9時半すぎには147円51銭と日中取引で1日以来の高 値を付けた。直後から上値が重くなり、午後の取引開始後には7銭高ま で伸び悩んだ。結局は13銭高の147円40銭で引けた。

BNPパリバ証券の藤木智久チーフ債券ストラテジストは、米欧の 金利が落ち着いてきたことで、外部要因主導での円金利上昇が反転して いると指摘。ただ、「欧州は先々週末に落ち着いたかに見えて、先週の 大半が金利上昇となったことから、まだユーロ圏全体で債券入札が多い 今週は注視する必要がある」と述べた。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の338回債利回 りは、日本相互証券が公表した前営業日午後3時時点の参照値より1ベ ーシスポイント(bp)低い0.38%で開始し、0.375%と1日以来の水準に 下げた。その後0.38%に戻した後、再び0.375%に下げている。新発5 年物の123回債利回りは0.5bp低い0.09%と11日以来の低水準。新発20年 物の152回債利回りは3bp低い1.13%、新発30年物の46回債利回りは一 時3.5bp低い1.39%と、ともに1日以来の水準まで下げた。

●ドル・円は119円台で一進一退、米国の利上げ後ずれ観測強まる

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東京外国為替市場ではドル・円相場が1ドル=119円台で一進一退 の展開となった。経済指標の不振を受けて米国の利上げは後ずれすると の見方が強まる中、方向感の出にくい状況が続いている。

午後4時10分現在のドル・円相場は119円55銭前後。早朝に付け た119円25銭から一時119円77銭まで値を切り上げた後は伸び悩んだ。前 週末の海外市場では、日本銀行は追加緩和が必要な際には付利金利の引 き下げや撤廃を含めてあらゆる手段を排除しない方針との報道で119 円93銭まで円安に振れたが、その後発表された米経済指標が軒並み予想 を下回るとドル売りが強まり、一時119円16銭まで値を下げた。

みずほ証券の鈴木健吾チーフFXストラテジストは、「将来的な米 利上げや日本の追加緩和というのは揺らいでいないものの、多少その時 期の後ずれなどを見越して、ドル・円はもみ合いが長引いている」と説 明。「今週発表される米国の住宅関連指標もさえない感じがあるし、ド ル・円は底堅くきょうは上に行っているが、どんどん抜けていく感じで はない」と話した。

ユーロ・ドル相場は前週末に一時1ユーロ=1.1467ドルと2月6日 以来の水準までユーロ高・ドル安が進行した。この日の取引では一 時1.1411ドルまで値を戻す場面が見られた。同時刻現在は1.1419ドル前 後で推移している。

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