ロンドン金融業界の求人、4月は14%増-選挙前でも採用進む

ロンドンの金融サービス業界の4月の求人 は14%増加し、給料も上昇した。英国の総選挙をめぐる不透明感が広が っていたにもかかわらず、各社は引き続き採用を進めた。

英人材仲介会社モーガンマッキンリーが18日発表した資料による と、ロンドンの金融業界の求人数は4月に1万458人と、3月の9135人 から増えた。新規採用者の給料は平均で19%上昇した。

モーガンマッキンリーの金融サービス部門業務ディレクターを務め るヘイカン・エンバー氏は資料で「金融業界では絶対多数の政党がない ハングパーラメント(宙づり議会)の悪影響が懸念されていたが、採用 への実際の影響はほとんどなかった」と指摘。「総選挙を前に、多くの 人々が予想していたほど採用は影響を受けなかった」と述べた。

7日に投開票された英総選挙では与党・保守党が予想に反して単独 過半数を確保し政権を維持した。これを受け、ロンドンの金融街シティ ーでは野党の労働党が公約に掲げていた金融業界への監視強化を免れる との見方が広がった。選挙前には英HSBCホールディングスが銀行へ の課税・規制強化を回避するため英国から本拠を移す可能性を示唆して いた。

原題:London Finance Job Vacancies Climbed 14% Amid Election Jitters(抜粋)

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