ドイツ銀、英からの業務移転含む選択肢検討-EU離脱影響検証

ドイツ最大の銀行であるドイツ銀行は、英国 の欧州連合(EU)離脱が同国でのビジネスに与える潜在的影響を検証 し、ドイツに業務を移転させる可能性を含む選択肢を検討する。

ドイツ銀はこの問題に対応するため、戦略、リスクおよび英国の経 営チームの上級幹部で構成する作業グループを今月設置した。同行の広 報担当者が18日遅くに明らかにした。同グループはシナリオ立案の初期 段階にあり、いかなる決定も行われていないという。7日の英総選挙で 勝利した与党保守党を率いるキャメロン首相は、2017年末までにEU離 脱の賛否を問う国民投票を実施すると約束している。

英国で1873年から業務を行うドイツ銀は、同国で9000人を雇用して いる。同行の動きについて18日に先に報じた英紙フィナンシャル・タイ ムズによれば、英国でのプレゼンスが大きい米銀ゴールドマン・サック ス・グループやJPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカ (BOA)、仏銀BNPパリバ、スイスのUBSグループなどの外銀 は、国民投票に備える公式な危機管理計画の策定にまだ着手していな い。

原題:Deutsche Bank Studies Impact of U.K. Exit From EU as Vote Looms(抜粋)