ギリシャ協議、リガ・サミットまでの合意は難しい-関係者

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ギリシャ支援をめぐる同国とユーロ圏当局と の協議は、今週ラトビアの首都リガで開催される欧州連合(EU)首脳 会議(サミット)までに合意に至るだけの進展を見せていないと、事情 に詳しい欧州当局者2人が明らかにした。

別の欧州当局者2人は、欧州委員会が妥結の調停に努めた場合で も、国際通貨基金(IMF)の十分な協力がない限りうまくいかないだ ろうと述べた。協議が非公開で継続中であることを理由に、関係者全員 が匿名を条件に語った。

こうした悲観的な見方とは対照的に、ギリシャ政府は協議が合意に 近づいているとの見解を示した。チプラス首相は18日夜、支援交渉は最 終段階にあると発言。その模様はテレビ放送された。同首相はアテネで のイベントで、合意にはギリシャの債務の減免・再編や予算目標の緩 和、賃金・年金の保護を盛り込むべきだとし、「われわれは欧州のパー トナーに譲歩することに前向きであり、これまでもその用意があると表 明してきた」と語った。また合意は単なる短期的な財政対策ではなく、 ギリシャが市場復帰までに直面する長期的な財政問題に対処するものに なろうと述べた。

ギリシャ政府のサケラリディス報道官は18日、アテネで記者団に対 し、同国は21、22日のサミットでの政治的合意を目指し、19日に開かれ る国際債権団(通称ブリュッセル・グループ)との会合で実務面で合意 に達することを望んでいると語った。

欧州委のシナス報道官は18日、ギリシャ協議が続くなかでユンケル 欧州委員長が「自ら関与している」と述べた。ただ具体的な詳細や、リ ガ・サミットまでの合意が可能かどうかについてはコメントを避けた。

IMFの報道官はコメントを控えた。

原題:Greece Deal Said to Remain Elusive as Tsipras Banks on Riga (2)(抜粋)

--取材協力:Nikos Chrysoloras、Marcus Bensasson.

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