アジア・太平洋株式サマリー:上海総合が続落、インド上げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【中国・香港株式市況】

18日の中国株式市場では上海総合指数が約1週間ぶりの安値に下 落。資源株と金融株を中心に値下がりした。景気低迷が続くとの不安に 加え、大量の新株発行で既存株から資金が流出するとの懸念が強まっ た。

上海市場では江西銅業(600362 CH)やペトロチャイナ(中国石 油、601857 CH)などの素材・エネルギー銘柄が安い。中国アルミニウ ム(チャルコ、601600 CH)は8.6%安。親会社に関連したレアアース (希土類)企業の再編には関与していないとの発表が嫌気された。

小型株は値上がりし、指標の創業板(チャイネクスト)指数 は4.2%上昇した。

上海総合指数は続落し、前週末比0.6%安の4283.49で終了。 CSI300指数は0.9%安。19-21日に20社が新規株式公開(IPO)を 予定している。

精熙投資管理の王征最高投資責任者(CIO、上海在勤)は 「IPO実施は市場からの資金吸収という影響をある程度もたらすだろ う」と指摘。「投資家は従来型経済が依然低迷していると考えており、 オールドエコノミー銘柄からニューエコノミー銘柄への乗り換えが進ん でいる」と述べた。

香港市場ではハンセン中国企業株(H株)指数が前週末比0.6% 安、ハンセン指数は0.8%安で引けた。

【インド株式市況】

18日のインド株式相場は3週間ぶり高値を付けた。モンスーンに関 する気象予報を手掛かりに、利下げ観測が強まった。

インド最大の民間電力会社タタ・パワーが2週間ぶりの高値まで上 昇し、バジャジ・オートは3営業日続伸となった。国内2位のアルミ会 社、ヒンダルコ・インダストリーズは1週間ぶりの高値。燃料値上がり を背景に、インド石油を中心に製油銘柄が買われた。

センセックスは前週末比1.3%高の27687.30と、先月23日以来の高 値で終了した。気象当局は17日、南部ケララ州が昨年より6日早い今 月30日にモンスーン入りするとの予想を示した。インフレ鈍化でインド 準備銀行(中央銀行)に今年3回目の利下げ余地が生じるとの観測を手 掛かりに、先週のセンセックスは2週続伸となっていた。

ダルトン・ストラテジック・パートナーシップのインド部門ディレ クター、U・R・バート氏は電話インタビューで、「モンスーンが例年 並みなら、利下げの確率は上がる」とし、「インフレ鈍化で中銀が利下 げに踏み切る可能性は高い」と語った。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前週末比1.3%安の5659.17。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前週末比0.3%高の2113.72。

【台湾株式市況】

加権指数は前週末比0.3%高の9606.10。

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