千代建など3社、モザンビークでLNG大型プラント受注へ

千代田化工建設は18日、主要事業者となる企 業連合がモザンビークで天然ガス液化設備の建設業者に選定されたと発 表した。総事業費が150億ドル(約1兆8000億円)規模とみられる大型 プロジェクトの一部となる。年内に正式契約を結ぶ予定。

対象となるのは米アナダルコ・ペトロリアムや三井物産などが参加 し、2019年の生産開始を予定している液化天然ガス(LNG)開発事 業。年産600万トンのLNGプラント2系列のほか、タンクや港湾設備 などインフラ設備も建設する。千代建のほか米エンジニアリングCB& I、掘削事業を手掛ける伊サイペンが加わる。

今回の受注額について千代建や三井物は開示していない。関係者に よると、今回の案件を含めた全体の総事業費は150億ドル規模に上る可 能性があるという。

千代建のIR・広報・CSRセクションの赤松勝氏は「今回の LNGプラントは相当大きな規模」と説明。コアビジネスとして注力し ているLNGプラントの建造実績を「強化するのに値する案件」と述べ た。

三井物・広報部の岩永修平氏によると、生産するLNGのうち800 万トン強分について日本を含めたアジア向けに販売することで顧客と法 的拘束力を持たない形で基本合意しているという。三井物では事業化に 向けて年内の最終投資決定を目指している。

--取材協力:Paul Burkhardt、Bradley Olson.