きょうの国内市況(5月15日):株式、債券、為替市場

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●日本株は反発、欧米金利低下と円高限定-電通が急騰、内需に見直し

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東京株式相場は反発。欧米金利の低下や米失業保険統計が好感され たほか、前日の海外市場で進んだドル安・円高が 限定的だったことも 安心感につながった。今期の増配計画と自社株買いへの評価で電通が急 騰し、サービスが業種別上昇率のトップ。小売や陸運、情報・通信など 相対的に内需関連株が見直された。

TOPIXの終値は前日比15.62ポイント(1%)高の1607.11、日 経平均株価は162円68銭(0.8%)高の1万9732円92銭。

日経平均はチャート分析上、13日の取引に続き、投資家の短期売買 コストを示す25日移動平均線(1万9778円)が上値を抑えている格好。 来週以降、同線を上抜けられるかどうかで市場参加者心理に影響を及ぼ す可能性がある。

東証1部33業種はサービスや陸運、小売、銀行、情報・通信、化学 など25業種が上昇。パルプ・紙や鉱業、石油・石炭製品、精密機器、保 険など8業種は下落。鉱業や石油は、米製油所稼働率の低下を受け14日 のニューヨーク原油先物が1%安の1バレル=59.88ドルと続落したこ とを受けた。

東証1部の売買高は25億4872万株、売買代金は2兆5775億円。値上 がり銘柄数は1203、値下がり548。

●債券続伸、長期金利0.4%割れ-独米債利回り低下や日銀オペ受け

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債券相場は続伸。長期金利は4営業日ぶりに0.4%割れた。前日の ドイツと米国の債券相場が上昇した地合いを引き継いで買いが先行し、 午後に入ると日本銀行の長期国債買い入 れオペの結果を受けて、長期 や超長期債利回りが急低下した。

15日の現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の338回 債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値より

1.5ベーシスポイント(bp)低い0.43%で開始。午後に入ると水準を切り 下げ、0.39%と11日以来の0.4%割れとなった。新発20年物の152回債利 回りは一時7bp低い1.155%と1日以来の水準まで低下。新発30年物の 46回債利回りは6bp低い1.425%と、4営業日ぶりの低水準を付けた。

長期国債先物市場で、中心限月6月物は前日比19銭高の146円99銭 で開始した。いったんは147円02銭付近まで伸び悩んだが、午前10時10 分の日銀オペ通知後には147円10銭台に戻した。午後の取引開始後に水 準を切り上げ、終了にかけて147円28銭まで上昇。結局は47銭高の147円 27銭と、この日の高値圏で引けた。

●ドル・円小幅上昇、119円半ば-米利上げ先送り観測で上値も限定的

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東京外国為替市場ではドル・円相場が小幅上昇。取引が進むにつれ てドル買い・円売りが優勢となった。米国の利上げ先送り観測が強まる 中、ドルの上値も限定的だった。

15日午後4時13分現在のドル・円相場は119円45銭前後。この日は 五十日(ごとおび)で輸入企業などのドル買い需要が指摘される中、午 前10時ごろには一時119円50銭までドル買いが進行。その後、伸び悩ん だが、午後には2営業日ぶり高値となる119円58銭を付けた。

一方、ユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.1400ドル前後でもみ合って いたが、午後には1.13ドル台後半まで弱含む場面があった。前日の海外 市場で1.1445ドルと約2カ月ぶりの水準までユーロ高・ドル安が進んだ 後、欧州中央銀行( ECB)のドラギ総裁が債券購入プログラムの完 全実施の意向 を示したのを受け、伸び悩んだ。