欧州株:下落、上げ消す展開-米景気回復への懸念が強まる

15日の欧州株式相場は下落。一時は上げてい たが、米経済指標が予想を下回ったことで米景気回復をめぐる懸念が強 まった。

指標のストックス欧州600指数は前日比0.4%安の396.45で終了。週 間ベースでは0.9%下げた。この日発表された米経済指標で、5月のミ シガン大学消費者マインド指数(速報値)が約2年ぶりの大幅低下とな ったほか、4月の鉱工業生産指数も低下、4月の製造業生産指数はプラ ス予想に反して横ばいとなった。

J・サフラ・サラシン銀行(チューリヒ)のチーフエコノミスト、 カルステン・ユニウス氏は「米景気について誰もが不安になっている」 とし、「指標は相次いで勢いがないか下方修正された。この日のマイン ド指数のような先行指標は加速の方向を示していない。世界が成長する とのシナリオを正当化するには5月が力強い月である必要がある」と語 った。

業種別ではエネルギー株が大きく下げ、仏トタルと英蘭系ロイヤ ル・ダッチ・シェルが売られた。独フォルクスワーゲン(VW)や BMWなど自動車銘柄の下げも目立った。

西欧市場の中ではスイスのSMI指数の上げが大きく、0.7%上昇 した。ギリシャのアテネ総合指数は2.6%の値下がり。

原題:European Stocks Extend Weekly Loss as U.S. Data Miss Forecasts(抜粋)