欧州債:総じて上昇、下落基調の終わり近いと仏大手銀が指摘

15日の欧州債市場ではユーロ参加国の国債が 総じて上昇。イタリアやスペインの国債は続伸した。世界的な債券相場 の下落基調が終わりつつあるとフランスの複数の大手銀行が指摘した。

欧州債の指標とされるドイツ10年債も買われた。週間ベースで は2012年6月以降最長の4週続落。BNPパリバは相場下落が終わりに 近づきつつあるとみているほか、ソシエテ・ジェネラルは利回りが高く なった国債はこれまでの値下がり分をほとんど取り戻すと予想した。

ロンドン在勤のローレンス・マトキン氏(ロンドン在勤)率いる BNPのアナリストらは電子メールで配布したリポートで、「売りは終 わりに近付いているはずだ」とし、「目先は不安定だが、5月末か6月 上旬までには基調はよりポジティブになっているだろう」と記した。

ロンドン時間午後4時30分現在、ドイツ10年債利回りは前日比6ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の0.64%。今週の上昇幅 は9bpとなった。先月17日には過去最低となる0.049%を付けてい た。同国債(表面利率0.5%、2025年2月償還)価格はこの日、0.59上 げ98.695。

ソシエテ・ジェネラルは期間長めの債券に買いが入ると予想。バン ク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチの指数によれば、償還ま で10年以上の債券の3月末から今月14日までのリターンはマイナ ス9.4%となっている。

イタリア10年債利回りはこの日、6bp下げて1.79%。同年限のス ペイン国債利回りは9bp低下し1.75%。

原題:European Bonds Rise as France’s Biggest Banks See Slump Ending(抜粋)

--取材協力:Lukanyo Mnyanda、David Goodman.

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