5月14日の欧州マーケットサマリー:株が3日ぶり上昇

欧州の為替・株式・債券・商品相場は次の 通り。(表はロンドン午後6時現在)

為替         スポット価格 前営業日
ユーロ/ドル        1.1379   1.1354
ドル/円            119.14   119.15
ユーロ/円          135.57   135.29


株               終値   前営業日比 変化率
ダウ欧州株600   397.99     +2.53     +.6%
英FT100      6,973.04   +23.41     +.3%
独DAX      11,559.82   +208.36   +1.8%
仏CAC40     5,029.31   +67.45    +1.4%


債券          直近利回り 前営業日比
独国債2年物      .18%        +.01
独国債10年物     .70%        -.02
英国債10年物     1.98%       -.04


商品                  直近値   前営業日比 変化率
金   現物午後値決め  1,225.00    +14.50   +1.18%
原油 北海ブレント         66.39      -.88    -1.31%

◎欧州株:3日ぶり上昇、アルセロール高い-EUが中露企業の調査開始

14日の欧州株式相場は鉄鋼株を中心に3営業日ぶりに反発。

アルセロール・ミタルとザルツギッターがそれぞれ約6%上昇。欧 州連合(EU)が競争法違反の調査を拡大し、中国とロシアから輸入さ れる非磁性鋼に反ダンピング(不当廉売)関税が科される可能性が高ま ったことが背景にある。ティッセンクルップは2.8%値上がり。

指標のストックス欧州600指数は前日比0.6%高の397.99で終了。一 時は0.9%下げた。先週の米新規失業保険申請件数は予想に反して前週 比で減少し、4週間平均値が過去15年で最低となった。これを手掛かり に、同指数は上げ幅を拡大した。

X-トレード・ブローカーズDM(リスボン)のブローカー、ステ ィーブン・サントス氏は「2日間の続落の後、反発するタイミングだっ た」とし、「商いは非常に薄く、幾つかの市場が休場だったことから、 反ダンピングのニュースを手掛かりにしたアルセロールの動きが一段と 目立つ展開になった」と語った。

この日の西欧市場では、スイスやスウェーデン、デンマークなどが 祝日のため休場だった。ブルームバーグがまとめたデータによれば、ス トックス600の取引高は30日平均を25%下回った。独DAX指数の上げ が最も大きく、1.8%上昇した。

原題:Europe Stocks Rise as ArcelorMittal, Salzgitter Gain on EU Probe(抜粋)

◎欧州債:ドイツ債長短利回り格差が5カ月で最大-2年債変わらず

14日の欧州債市場ではドイツ国債の10年物と30年物利回りが低下し た一方、2年物はほぼ変わらず。それでも過去3週間の長期債相場の下 落後、2年債と30年債の利回り格差は昨年12月以降の最大に達した。

同格差はこの日一時164ベーシスポイント(bp、1bp =0.01%)と、昨年12月8日以降で最大となった。4月20日時点では71 bpだった。この日の取引では、ユーロ参加国の国債は売り買いが交錯 する展開。約3週間にわたる急落で、世界の債券市場からは4000億ドル 余りが失われている。

クレディ・アグリコルCIBの金利戦略責任者、モヒト・クマール 氏(ロンドン在勤)は利回りを求め短期債から長期債に投資の軸足を移 していた投資家の「ロング(買い持ち)ポジションの解消を反映してい る」と説明。「上昇局面では利回り曲線はフラット化していたが、その 後は激しく売られた」と付け加えた。

ロンドン市場の引け時点で、ドイツ国債の30年物利回りは前日比2 bp低下の1.38%。4月17日には0.435%と、過去最低を付けていた。 同国債(表面利率2.5%、2046年8月償還)価格はこの日0.47上げ て128.29。

2年物利回りはマイナス0.185%で、前日比ほぼ変わらず。欧州債 の指標とされる10年物利回りは2bp低下の0.71%。これまでの最低は 先月17日の0.049%。

原題:German Bond Selloff Pushes Yield Curve to Steepest in 5 Months(抜粋)

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