ホンダ、タカタエアバッグでリコール-世界で新たに約489万台

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タカタ製エアバッグ搭載車のリコールが拡大 ている。ホンダは14日、世界 で約489万台を新たにリコールすると明ら かにした。

ホンダ広報担当の建部輝彦氏によると、リコール対象は国内で 約173万台、海外は中国や南米などを中心に約316万台。カナダと米国は 対象になっていない。これまで回収したエアバッグを解析し、運転席側 でインフレータ(膨張装置)容器内圧の異常が認められたほか、助手席 側で異常展開の恐れがあるガス発生剤の密度低下が確認されたため予防 的にリコールする。

改善措置としては、運転席側のインフレータをオートリブやダイセ ル製品に、助手席側をタカタとダイセル製品にそれぞれ交換する。今回 のリコール費用は当面、ホンダが負担する。

ホンダ広報担当の中村勉氏は、今回のリコール費用は計上済みの品 質関連費用でまかなえる見通しと述べた。費用は明らかにしなかった。 ホンダは連結売上高の1.5-1.6%を品質関連費用として計上している。

建部氏によると、回収対象のインフレータはタカタのメキシコ工場 の製造。ホンダのこれまでのタカタ製エアバッグ関連のリコールは、今 回のケースを加えると世界で約1960万台が対象となる。

ホンダでは回収したエアバッグについて専門チームが解析を進めて おり、今後も引き続き解析して、不具合が予見される場合には速やかに リコールする方針だ。

タカタ製エアバッグ関連の新たなリコールの世界対象台数について は、トヨタ自動車が約500万台、日産自動車が約156万台になると、それ ぞれ13日に公表していた。ダイハツは14日、軽自動車「ミラ」や「ハイ ゼット」など約26万台のリコールを届け出た。タカタ問題ではインフレ ータが異常破裂して金属片が飛び散る恐れが指摘されており、世界の大 手自動車メーカーが搭載車両を相次ぎリコールしてきた。

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