ドラッケンミラー氏:高齢化は15年後に「重大な問題」になる

資産家で投資家のスタン・ドラッケンミラー 氏は、人口の高齢化が15年後に「重大な問題」になるだろうと述べた。

ドラッケンミラー氏はニューヨークのイベントで、「若者は『削 減』について語らなくなるだろう。そもそも削減するものがなくなって しまうからだ」と指摘した。

ドラッケンミラー氏(61)はここ数年、社会保障とメディケア(高 齢者向け医療保険制度)、メディケード(低所得者向け医療保険制度) のコスト膨張が米国の若者を破産させ、最終的には2008年の金融危機よ りも深刻な危機に陥る恐れがあると主張してきた。同氏はイベントで、 米政府は高齢者への支払いを削減する必要が生じると語った。

ドラッケンミラー氏はジョージ・ソロス氏の元チーフストラテジス トで、10年にヘッジファンド運用会社デュケーヌ・キャピタル・マネジ メントを閉鎖し、現在は自身の財産を運用している。デュケーヌは1986 年の創業以降、30%の平均年間リターンを上げていた。

金融市場については、金利が恐らく10年間ゼロ近辺にとどまる可能 性があると指摘した。

また、既に名声のある資産運用者は敬遠すると語った。100億ドル (約1兆2000億円)超の運用資産は担当者にとって「問題」となる傾向 にあるとして、特にそのクラスの担当者は避けると説明。聴衆に対し 「若い人を選びなさい」と助言し、最も良い資産運用者は35-40歳だと 述べた。

原題:Druckenmiller Says Aging to Be ‘Massive Problem’ in 15 Years (1)(抜粋)