米アプライド:5-7月の売上高見通し、市場予想上回る

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半導体製造装置最大手、米アプライド・マテ リアルズの5-7月(第3四半期)売上高見通しはアナリストの予想を 上回った。同社は先月、東京エレクトロンとの経営統合計画を撤回した が、単独でも成長できるとの信頼を高める数字となった。

14日の発表資料によると、売上高は前期比2-6%増加する見通し で、これは最大25億9000万ドル(約3087億円)に相当する。アナリスト の予想平均は25億2000万ドルだった。

半導体メモリーメーカーからの需要がアプライドの製品受注を主導 しているため、東京エレクトロンとの統合計画撤回後の単独での事業拡 大への不安感は和らいでいる。スタイフェル・ニコラウスのアナリス ト、パトリック・ホー氏は「年前半は特にDRAMがけん引役だ」と指 摘した。

アプライドの株価は決算発表後の時間外取引で2.6%上昇。通常取 引終値は0.4%安の19.86ドル。

2-4月期(第2四半期)の純利益は3億6400万ドル(1株当た り29セント)と、前年同期の2億6200万ドル(同21セント)から39%増 加。売上高は前年同期比3.8%増の24億4000万ドル。アナリスト予想平 均は1株利益25セント、売上高24億ドルだった。

半導体メーカーは製造装置が必要になる時期よりも数四半期前に発 注するため、アプライドなどの受注は電子機器の将来の需要を見通す指 標として注目される。

アプライドによると、2-4月期の受注は25億2000万ドルで、前四 半期比11%増加。前年同期比では4%減。

ゲーリー・ディッカーソン最高経営責任者(CEO)は電話インタ ビューで、製造技術の向上が一段と難しくなっている半導体メーカーに 新しい技術を提供することで、アプライドが市場シェアを伸ばしている と説明。それがエンドマーケット需要の変動やインテルなどの企業によ る設備投資削減の影響を回避することにつながっていると述べた。

原題:Applied Materials Forecast Eases Concerns After Deal Failure (1)(抜粋)

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