アジア・太平洋株式サマリー:H株1週ぶり安値、インドも下落

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【中国・香港株式市況】

14日の香港株式市場で中国本土株の指標、ハンセン中国企業株(H 株)指数が下げ、1週間ぶりの安値となった。商いが細る中、中国当局 は緩和策を講じているものの、景気浮揚につながっていないとの懸念が 広がった。

中国民生銀行(1988 HK)と長城汽車(2333 HK)が2%を超える値 下がりとなるなど、金融株と消費関連銘柄の下げが目立った。過去最高 益を発表したインターネット企業、テンセント・ホールディングス(騰 訊、700 HK)は2.9%高。

上海市場では、保利房地産集団(600048 CH)が4.3%安と、不動産 株がさえなかった。4月の新規融資の低迷が嫌気された。

H株指数は前日比0.6%安の13775.95で引けた。先月付けた約7年 ぶりの高値からの下落率は6.6%に達した。ハンセン指数は前日比0.1% 高。

上海総合指数は前日比0.1%高の4378.31で終了。CSI300指数は 同0.4%下落。

華西証券の魏瑋アナリスト(上海在勤)は「経済成長の安定化には 恐らくあと数回の利下げが必要だ」と指摘。「利下げ効果は段階的に表 れ、今後数四半期で見られるかもしれない」とコメントした。

【インド株式市況】

14日のインド株式相場は下落。4月の卸売物価指数(WPI)が予 想以上に落ち込んだことを受け、インド準備銀行(中央銀行)の次の動 きを見極めようとする動きが強まった。

ルピーが続伸したことを背景に、ソフトウエア輸出大手のインフォ シスとタタ・コンサルタンシー・サービシズが大きく下げた。アルミ・ 銅生産でインド最大手のベダンタは3日続落。親会社の赤字拡大が嫌気 された。英高級車メーカーのジャガー・ランドローバーを傘下に置くタ タ・モーターズは0.7%、住宅金融で国内最大手のハウジング・デベロ ップメント・ファイナンス(HDFC)は0.8%それぞれ下げた。

指標のS&P・BSEセンセックスは前日比0.2%安の27206.06で 終了。一時は1.1%下げた。インド商工省がこの日発表した4月の WPIは前年同月比2.65%低下。ブルームバーグがまとめたエコノミス ト33人の調査中央値では2.3%低下が見込まれていた。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比0.3%安の5696.57。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比0.3%高の2120.33。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比1.2%安の9610.83。

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