英中銀総裁が示唆-EU残留の是非問う投票、早期実施望ましい

イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー 総裁は14日、キャメロン首相が公約した欧州連合(EU)残留・離脱を 問う国民投票について、早期実施が望ましいとの認識を示唆した。

カーニー総裁はBBCラジオに対し、国民投票は「必要時になるべ く早く」実施されるべきだと述べ、「プロセスや問題点、決定が明確に なることは誰にとってもプラスだ」と付け加えた。具体的な時期につい てのコメントは控えた。

今月の総選挙で自ら率いる保守党が過半数議席を獲得したキャメロ ン首相は、2017年末までにEU残留の是非を問う国民投票を実施すると あらためて表明、加盟条件について再交渉する意図を明らかにした。 EUとの交渉を託されたオズボーン財務相は、厳しい態度で臨む方針を 示している。

カーニー総裁は、国民投票を前に不透明感が高まると企業が認識し ている一方、それが実際に投資判断に影響している兆候はまだないと指 摘。

また、英国はEUに残留した方が良いだろうとも示唆し、「英経済 にとって最も大きな恩恵の一つは欧州市場へのアクセスだ。世界で最も 大きな経済圏であるほか、最大の投資先であり、英国への最大の投資家 でもある」と語った。

原題:Carney Wants Clarity on Timing of Britain’s EU Referendum (抜粋)