債券安は年初時点の予想通り-ウィーン氏は一段の下げ見込む

昨年のアナリストの債券相場予測は外れた が、今年は予想通りの展開となっており、相場は急落している。ブラッ クストーン・グループのバイロン・ウィーン副会長は一段の下げが来る と指摘する。

2014年末時点でウォール街の予測者らは15年が米国債相場にとって 悲惨な1年になるとの見方を示していた。イエレン米連邦準備制度理事 会(FRB)議長が約10年ぶりの利上げに向けた準備を整える中、専門 家は利回り上昇が不可避との見方を強めている。ブルームバーグのエコ ノミスト調査は下げ局面がまだ終わらない可能性を示している。

野村ホールディングスでドル金利トレーディングのアジア太平洋地 域責任者を務めるジョン・ゴーマン氏は「利回りは上昇するだろう。市 場参加者は米当局が年末までのある時点で利上げするという状況を受け 入れることになる。経済は上向きのトレンドにある」と指摘した。

ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、米10年債利回りは 日本時間午後0時43分現在、2.28%。今年1月には1.64%まで下げてい た。

15年初めのブルームバーグ調査では米10年債利回りは年末までに 3%に上昇すると予想されていた。その後エコノミストの予想は低下し たものの、依然として2.41%への上昇が見込まれている。

ウィーン氏はブルームバーグとの今週のインタビューで、景気拡大 ペースの加速に伴い当局が9月に利上げする可能性が高いと指摘。「金 利は上昇する。私は長い間、そう考えていた」と述べた上で、「大幅に 上昇するとは思わない」と付け加えた。

原題:For Anyone Concerned at Bond Rout, Don’t Say You Weren’t Warned(抜粋)

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