期待外れの4月の米小売売上高、納税額の増加が一因か

米小売売上高が再び期待外れの結 果になった。米商務省の13日の発表データによると、4月の小売売上高 は前月比0.2%増というエコノミスト予想に反し、横ばいにとどまっ た。労働市場が改善し世帯所得は伸び、ガソリン価格が下落する状況だ っただけに、かなり意外な結果だった。

モルガン・スタンレーのテッド・ウィーズマン氏は顧客向けのリポ ートで、4月の不振を説明し得る要因を指摘。4月15日の個人の納税申 告期限を前に家計から連邦政府への支払いが急増した点を挙げた。議会 予算局(CBO)によると、今年の納税申告時期の納税額は前年比 で440億ドル(約5兆2500億円)増加した。一方、所得税還付は前年比 ほぼ横ばいの2020億ドルだった。

ウィーズマン氏はインタビューで、税負担の増加が先月の小売売上 高の最大の理由ではないとも述べ、消費者が雇用や所得の見通しに十分 な自信が持てず外出して買い物に散財することができないだけだと指 摘。ただ、4月に政府に大金を支払う必要があったことが小売売上高の 助けにならなかったのは疑いないと語った。

原題:Tax Man Deserves Some Blame for Disappointing U.S. Retail Sales (抜粋)

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