欧州債:総じて下落-供給増への懸念で売りの流れ止まらず

13日の欧州債市場ではドイツ国債が下げるな ど、ユーロ参加国の国債は総じて下落した。相場は上げる場面もあった が、アジアや米国などでの債券発行が需要を上回るとの懸念が根強い。 世界の債券市場ではここ約3週間で4000億ドル超が失われているが、こ の流れが続いている。

ドイツはこの日10年債を25億ユーロ相当、イタリアは2018-46年に 償還を迎える債券を計70億ユーロそれぞれ発行。米国での発行規模は今 週は計640億ドルに達するほか、日本と英国も国債入札を実施する。

みずほインターナショナル(ロンドン)の金利ストラテジスト、ピ ーター・チャトウェル氏は「米国と英国、日本が国債を発行することに 加え、この日の入札が影響した」とし、「現在の不安定な状態で、市場 はあまりうまく消化できない。買い手が依然少なく、目先はさらなる調 整で下がる動きにさらされやすくなっている」と語った。

ロンドン時間午後5時現在、ドイツ10年債利回りは前日比5ベーシ スポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の0.72%。一時は8bp下げ た。先月17日には過去最低となる0.049%を付けていた。同国債(表面 利率0.5%、2025年2月償還)価格はこの日、0.46下げて97.895。

スペイン10年債利回りも5bp上げ1.88%。前日までの2営業日 で17bp上げている。同年限のイタリア国債利回りは前日比4bp上昇 の1.89%。

原題:Euro-Area Bonds Extend Selloff as Debt Supply Saturates Market(抜粋)

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