欧州株:続落、ドイツ中心に下げる-成長好感もユーロ上昇響く

13日の欧州株式市場ではドイツ株が大きく下 げ、指標のストックス欧州600指数は続落となった。ユーロが上昇した ことが背景にある。

ストックス600指数は前日比0.2%安の395.47で終了。ユーロ圏経済 が1-3月(第1四半期)に約2年ぶりの高成長となったことを手掛か りに一時1.1%高となった。ただ、その後発表された4月の米小売売上 高が前月比横ばいにとどまると、一時の上げを消した。

クロスブリッジ・キャピタル(ロンドン)の投資責任者、マニシ ュ・シン氏は「ユーロ上昇は欧州株下落につながる」と指摘。その上 で、「株は押し目では買うべきだ。債券が売りを浴びているなら、投資 対象として何が残っているだろう。欧州中央銀行(ECB)は依然とし て相場を支えているほか、ユーロ圏の成長は上向いている」と続けた。

ドイツのDAX指数は一時の1.1%高から反落し、1.1%安で引け た。同国の国内総生産(GDP)成長が1-3月に予想以上に減速した ことが嫌気された。フランスとイタリアの成長率は予想を上回った。

イタリアのFTSE・MIB指数は0.5%高、ポルトガルの PSI20指数は0.9%上昇。フランスのCAC40指数は0.3%安となっ た。一時は1.4%値上がりした。

個別銘柄では、英製紙会社モンディが8.9%の大幅高。増益が買い 材料となった。イタリアのアパレルメーカー、モンクレールは9.1%上 昇。売上高と利益が予想を上回った。一方、英ケータリングのコンパ ス・グループは3.8%安。上期利益が予想に届かなかった。スイスの銀 行、UBSグループは1.6%下落。指標金利の操作をめぐり同行の訴追 を見送るとしていた合意を米司法省が破棄する方向だと、事情に詳しい 関係者が明らかにしている。

原題:European Stocks Reverse Gains as German Equities Tumble on Euro(抜粋)

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