ECBのQEで株・債券相場の連動性高まる-相関係数急上昇

ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁による量 的緩和(QE)プログラムを受け、欧州の株・債券市場の命運がここ2 年近く見られなったほど連動しつつある。

ドラギ総裁が国債購入を開始して以来、ユーロ・ストックス50指数 とユーロ圏の債券指数の相関係数は上昇し、2013年9月以来の高水準に 達している。これは債券相場が年初に上昇した時は強気派に恩恵をもた らしたが、最近は債券安が株式相場の下押し圧力となっている。

ウニクレディト銀行のトラテジスト、クリスチャン・ストッカー氏 (ミュンヘン在勤)は、資産クラス間の関連性の強まりが、株価下落を 増幅していると指摘。「これがリスクオフの主な理由だ。債券相場のト レンドが転換し、ユーロは多少勢いをつけている。為替相場による景気 刺激効果が薄れる中で株式の利益確定売りが優勢だ」と分析した。

ユーロ・ストックス50指数とブルームバーグ・ユーロゾーン・ソブ リン債指数の相関係数(60日)は、ECBのQE開始日翌日の3月10日 の0.1弱から今月12日には0.5に上昇した。

原題:Draghi QE Turns Stocks Into Bond Appendage as Correlations Jump(抜粋)

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