ユーロ圏:1-3月GDP前期比0.4%増、成長加速-仏伊が好調

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ユーロ圏では1-3月(第1四半期)に経済 成長が加速した。ドイツで勢いが弱まったものの、フランスとイタリア が予想を上回る成長を遂げたことが要因。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が13日発表した1-3 月域内総生産(GDP)速報値は前期比0.4%増と、成長率は昨年10 -12月(第4四半期)の0.3%を上回った。ブルームバーグがまとめた エコノミスト42人の調査中央値と一致した。ギリシャはリセッション (景気後退)に逆戻りした。

ユーロ圏経済に恩恵をもたらした要因には2014年下期以降の原油の 急激な値下がりに加え、ユーロ安、そして欧州中央銀行(ECB)が追 加刺激策を講じるとの見通しを背景とした信頼感改善がある。

IHSグローバル・インサイト(ロンドン)のエコノミスト、ハワ ード・アーチャー氏は「個人消費がかなり増え、これが大きな成長原動 力となった」と指摘。一方で「純貿易が1-3月のユーロ圏GDPへの 著しい重しとなった公算は大きいようだ。ユーロ安という支援要因にも かかわらず、世界経済の成長減速が輸出の伸びを抑えたもようだ」と続 けた。

1-3月にドイツ経済は予想以上に成長が減速し、前期比0.3%増 となった。昨年10-12月は0.7%増だった。一方、フランスは1-3月 に0.6%成長と、約2年ぶりの高成長となった。スペインの経済成長率 は7年ぶりの高水準に達し、イタリアでは予想を上回る0.3%に加速し た。

原題:Euro-Region Growth Picks Up as France Outperforms Germany (1)(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg、Mark Deen.

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