武田薬、オレキシジェンに提携解消の可能性通告-試験停止で

武田薬品工業は肥満症治療薬「コントレイ ブ」の安全性試験が打ち切られたことを受け、米オレキシジェン・セラ ピューティクスとの提携を解消する可能性を同社に通告した。オレキシ ジェンは試験データを前倒しで公表したことで当局や研究者の批判を浴 びていた。

武田の広報担当サンディ・ロドリゲス氏は12日の電子メールで、 「オレキシジェンによる重大な合意違反を根拠に提携契約の破棄を求め るため、武田は5月12日にオレキシジェンに反論の書簡を送付した」と 説明。「この状況を打開して契約解除を回避するため、武田はオレキシ ジェンと緊密に協力している」とした。何が重大な違反に当たるのかに は言及しなかった。

オレキシジェンは3月、同試験の初期段階のデータを公表。コント レイブの服用が心血管系死亡を減らす効果を示すような内容だった。米 食品医薬品局(FDA)の当局者は早期のデータ公表で試験の完全性が 損なわれたとオレキシジェンを批判。同社が2つ目の安全性試験を実施 しなければならないとした。

オレキシジェンは発表資料で、武田が新たな試験の全費用をオレキ シジェンが負担するよう求めていることを明らかにした。オレキシジェ ンは武田の主張には「根拠がない」とし、両社が対立解消のためのプロ セスに入ると説明。これには調停が含まれる可能性があるという。

原題:Takeda Threatens to End Orexigen Partnership After Study Halted(抜粋)

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