米当局、LIBOR問題でUBS訴追見送り合意破棄へ-関係者

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米司法省は指標金利の操作をめぐってスイス のUBSグループの訴追を見送るとしていた合意を破棄する方向だ。事 情に詳しい関係者が明らかにした。不正行為を繰り返す金融機関の責任 を問うため新たな措置に踏み出す。

司法省当局者は3月、不正行為が続いた場合、こうした合意を破棄 し得ると警告していた。

事情に詳しい関係者によると、UBSは外国為替市場の不正操作疑 惑をめぐり米当局と合意する用意のある銀行5行の1つ。残り4行であ る米銀シティグループとJPモルガン・チェース、英銀バークレイズ、 ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)は反ト ラスト法(独禁法)違反に関する罪状認否を行う可能性が高いと、複数 の関係者は話している。

UBSは為替問題調査への協力により、反トラスト法に違反した罪 での訴追を回避できる可能性があるものの、この件では詐欺罪での追及 も受けており、不正を認めれば同行が司法省と先にまとめた合意に反す る状況になりかねない。

訴追見送りに関する米当局との2012年12月の合意は、ロンドン銀行 間取引金利(LIBOR)操作疑惑をめぐる世界的な捜査を決着させる ためのもので、UBSは2年間は罪を犯さないと約束していた。この合 意は昨年、失効予定だったが、為替操作をめぐる司法省の調査を背景 に12月まで延長された。

司法省のカー報道官とUBSの広報担当、カリーナ・バーン氏はコ メントを控えた。

原題:U.S. Said Poised to Tear Up UBS Libor Accord, Seek Guilty Plea(抜粋)

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