野村、スワップ清算仲介サービスを停止-新規則でコスト増

野村ホールディングスは顧客がスワップ取引 をクリアリングハウスと清算する際の仲介役を停止する。新規則でスワ ップ市場のリスクとコストが増大することを受けて撤退する銀行が相次 いでいる。

広報担当のロブ・デイビーズ氏は12日電子メールで「規制と市場環 境が流動的、かつ不透明であるため、スワップ清算の選択肢を顧客に提 供することを米国と欧州で停止する」と説明した。相対スワップと取引 所上場デリバティブ(金融派生商品)の双方について世界で「執行の業 務を引き続き拡大させていくことが当社の焦点だ」と続けた。

ステート・ストリートとロイヤル・バンク・オブ・スコットラン ド、バンク・オブ・ニューヨーク・メロンも同業務からの撤退を決めて いる。バーゼル銀行監督委員会の新規則は銀行がクリアリング仲介業務 を行うためのコストを高めた。

銀行はデリバティブのクリアリングハウスに顧客が持ち込む取引を 管理し、証拠金が確実に支払われるようにするほか、大規模なデフォル ト(債務不履行)に備えた準備基金に自行の資金を拠出する。クリアリ ングハウスの会員となる銀行が減れば、リスクの集中が進むことにな る。

原題:Nomura Is Latest Bank to Stop Clearing Swaps as New Rules Bite(抜粋)

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