アジア・太平洋株式サマリー:上海総合続伸-インド、香港は下落

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【中国・香港株式市況】

12日の中国株式相場は上昇。上海総合指数が3営業日続伸し、新興 企業銘柄主導で上げた。借り入れコストの低下で国内消費が押し上げら れ、景気が持ち直すとの観測が広がった。

電子商取引企業の蘇寧雲商集団(002024 CH)が5.5%高、楽視網信 息技術(300104 CH)が10%高と、テクノロジー株と消費銘柄が買われ た。国電電力発展(600795 CH)も値幅制限いっぱいの10%高となり、 公益株の上げを主導した。

上海総合指数は前日比1.6%高の4401.22で引けた。これは1週間ぶ りの高値。CSI300指数は同1.2%高。小型株の指標である創業板(チ ャイネクスト)指数は3.3%高と過去最高値を更新した。

香港上場では中国本土株から成るハンセン中国企業株(H株)指数 が前日比1.5%安で終了。ハンセン指数は同1.1%安。

華西証券の魏瑋アナリスト(上海在勤)は「中国経済の構造転換を 象徴する銘柄が相対的に良好なパフォーマンスを示すと投資家は考えて いる」と指摘。「利下げは終わっておらず、今後も行われるだろう」と 予想した。

【インド株式市況】

12日のインド株式市場では指標のS&P・BSEセンセックスが3 営業日ぶりに下落した。取引終了後に発表される4月の消費者物価指数 が注目されている。

銅鉱石精製でインド最大手のベダンタは2カ月ぶりの大幅安。英高 級車メーカーのジャガー・ランドローバーを傘下に置くタタ・モーター ズはここ5週間で最大の値下がり。インド・ステイト銀行を中心に銀行 株指数は3営業日ぶりに下落したほか、インド石油ガス公社 (ONGC)は約1週間ぶりの安値を付けた。

センセックスは前日比2.3%安の26877.48で終了。アジアの主要株 価指数の中で最大の下げとなった。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比0.9%高の5674.74。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比0.61ポイント安の2096.77。

【台湾株式市況】

加権指数は前週末比0.2%高の9680.73。