中国・中糧集団、ADM幹部を採用-ノーブル・アグリCEO

中国最大の食品会社、中糧集団 (COFCO)は、競合する米アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド (ADM)の幹部マシュー・ジャンセン氏を採用した。COFCOが農 業取引事業を世界的に推し進めていく上で中心的役割を担う見通しだ。

COFCOは、ノーブル・グループの農業部門買収後に設立した合 弁会社ノーブル・アグリの最高経営責任者(CEO)としてジャンセン 氏を採用した。ノーブル・アグリが12日の発表文で明らかにした。

ADMは、ジャンセン氏が「他社での機会を求めて」退社したと発 表。同氏はADMで、世界最大規模を誇る油糧種子部門の上級副社長を 務め、ノーブル・アグリの発表文によると最高リスク管理責任者 (CRO)でもあった。

COFCOは昨年、世界的な穀物取引会社の構築に向け、ノーブル の農業部門とオランダの取引会社ニデラの株式の51%をそれぞれ取得し ている。

この合弁を通じて中国国有企業のCOFCOは、大手穀物取引会社 のADMとブンゲ、カーギル、ルイ・ドレフュス・コモディティーズと 競争していくことになる。コメと大豆、小麦の世界最大の消費国である 中国では、所得の増加に伴って食料需要が拡大している。

原題:China’s Cofco Hires ADM Executive Jansen to Head Noble Agri(抜粋)

--取材協力:Andy Hoffman.

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