米国株:下落、エネルギー株が1月以来の大幅な下げ

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11日の米国株は下落。エネルギー株がノーブ ル・エナジーを中心に売られ、1月以来の大幅安となった。

ノーブル・エナジーは6.2%下落。同業のロゼッタ・リソーシズ を21億ドルの株式交換で買収することで合意したことが手掛かりとなっ た。ロゼッタは27%上昇した。エクソン・モービル、シェブロンも下 落。この日は原油価格が下落した。一方、ディーン・フーズは上昇。四 半期利益がアナリスト予想を上回ったほか、同社は業績見通しを上方修 正した。

S&P500種株価指数は0.5%安の2105.33。ダウ工業株30種平均 は85.94ドル(0.5%)下げて18105.17ドル。

ヘニオン・アンド・ウォルシュ・アセット・マネジメント(ニュー ジャージー州)のケビン・マーン社長は、「先週の雇用統計に対する反 応の後で、株式市場にはやや停滞したムードがある。同統計からは明確 な方向性が示されていない」と述べ、「今の市場を言い表すならばトレ ンドの見えないボラティリティーだ」と続けた。

サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は経済専門局CNBCと のインタビューで、利上げはどの会合でも可能だが、決定は経済データ に左右されると、あらためて述べた。今週は米小売売上高が発表され る。

ボラティリティーが上昇

シカゴ・オプション取引所(CBOE) のボラティリティ指数 (VIX)は7.7%上昇して13.85。先週末は3月13日以来となる2週連 続上昇だった。

S&P500種産業別10指数はいずれも下げた。エネルギー株は2.1% 安。ノーブルは1月5日以来の大幅安となった。ロゼッタ買収によりノ ーブルは、テキサス州のシェール層において最大級の2つのエリアを獲 得する。

モンサントとアルコアはいずれも下落。この日は素材株が売られ た。

セールスフォース・ドット・コムは1.7%安。モルガン・スタンレ ーは同社株を「ベスト・アイデア」リストから除外した。セールスフォ ース株は過去2週間で7%上昇。買収観測が手掛かりだった。

ホテル経営のヒルトン・ワールドワイド・ホールディングスも安 い。ブラックストーン・グループはヒルトン株9000万株を売却し、持ち 株比率が50%未満となった。

ニューズ・コープは3.8%上昇。以前に明らかにした自社株買い計 画に基づくクラスA株式の購入が買い材料となった。

キャタピラー、ジョイ・グローバルも上昇。ロバート・W・ベアー ドが商品価格が底をつけた可能性があるとして、両社の株式投資判断を アウトパフォームに引き上げたことが背景。

ディーン・フーズは6.5%高。同社の第2四半期利益予想はアナリ スト予想を上回った。

原題:U.S. Stocks Drop as Energy Shares Retreat the Most Since January(抜粋)

--取材協力:Sofia Horta e Costa.

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