欧州株:続伸、小売りデレーズとアホルド高い-合併協議の報道

11日の欧州株式相場は上昇。指標のストック ス欧州600指数は3日続伸としては1月以降最高のパフォーマンスとな った。小売り銘柄と鉱山株の上げが目立った。

小売りではベルギーのデレーズ・グループが15%急伸、オランダの ロイヤル・アホルドは5.5%上げた。両社が合併の可能性をめぐり協議 の初期段階にあると複数のベルギー紙が報じ、これが買い材料となっ た。資源銘柄も買われたが、これは中国人民銀行(中央銀行)がここ半 年で3度目となる利下げに踏み切ったことが手掛かり。

一方、航空機メーカーのエアバス・グループは2.1%安。ギリシャ のピレウス銀行とユーロバンク・エルガシアスは10%以上の値下がり。 同国への救済融資を協議するためユーロ圏財務相会合(ユーログルー プ)がこの日開かれている。

ストックス600指数は前週末比0.3%高の401.34で終了。一時 は0.2%下げ、0.5%上昇する場面もあった。業種別では小売り銘柄 が1.5%、鉱山株が1.6%それぞれ上げた。フランスのCAC40指数 は1.2%下落、ギリシャのアテネ総合指数は2.5%安となった。

ルツェルン州立銀行(スイス)のトレーダー、ベンノ・ガリカー氏 は、「ギリシャ問題は決して終わらない」とし、「問題をまたしても先 送りする一時しのぎの解決策を見つけるのだろう」と発言。その上で 「現在は静かで様子見状態にはあるが、押し目は買いだと依然確信して いる。割安な資金と健全な企業バランスシートを背景にM&A(合併・ 買収)は増える見込みで、これが欧州株を支えるはずだ」と付け加え た。

業種別19指数の中で資源銘柄の上昇率が最も大きかった。英豪系鉱 山会社リオ・ティントと、スイスのグレンコアはそれぞれ1.1%上げ た。

原題:Europe Stocks Gain Third Day as Delhaize Jumps With Ahold on M&A(抜粋)

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