熱帯上空をゴンドラの旅-慢性渋滞のインドネシアの解消策

熱帯に位置するインドネシアの都市は、交通 渋滞と厳しい財政事情という問題の解決策をスキーリゾートに求めたよ うだ。

インドネシア第3の都市バンドンでは、市街地上空をゴンドラで移 動する同国初の交通システムを都市計画担当者が承認した。2つのショ ッピングエリア間を結び、1時間当たり最大4800人を運べるという。混 雑した市の中心部を抜けるにはこれまで車で30分かかっていたが、ゴン ドラを使うことで4分に縮まる。建設を担当する企業は、ジャカルタや ボゴールなどの都市にも広がることを期待している。

バンドンのゴンドラプロジェクト開発に携わったインドネシア企業 アディトヤ・ダルマプトラ・プルサダの責任者、サンジャヤ・スシロ氏 は「まず始めることが必要だ。いったんこのシステムを目にすれば、な ぜインドネシア全土で使わないのかと皆が言い出すだろう」と語った。

通常はスキー場や観光地などで使われるゴンドラは、インドネシア の都市が抱えるインフラ未整備という構造的な問題を一部解決する可能 性がある。ゴンドラによる交通システムは、地上の大規模輸送用鉄道に 比べて低コストで早く建設できる。しばしば同国のインフラ整備の障害 となっている土地収用をめぐる問題を減らすことも可能だ。

原題:Ski Lifts in a Tropical City? An Indonesian Answer to Gridlock(抜粋)

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