プーチン露大統領、経済制裁に異論-独首相のモスクワ訪問で

ロシアのプーチン大統領は10日、第2次世界 大戦の犠牲者追悼のためモスクワ訪問中のメルケル独首相に対し、同国 はドイツの投資先として依然として魅力的だと述べ、経済制裁に異論を 唱えた。

両首脳は2月以来の直接会談の後、共同記者会見を実施。プーチン 大統領は、ドイツの企業経営者は「現実的なため、ロシア市場から撤退 せず、ここでの事業の成功機会を高く評価している」と指摘し、ドイツ の財界は「人為的な障壁」の撤廃を求めていると述べた。

メルケル首相は経済関係には言及せず、プーチン大統領による昨年 の「違法」なクリミア併合とウクライナでの紛争が両国関係の「重大な 妨げ」になっていると指摘。ミンスク停戦合意の履行に向け、同大統領 にウクライナ東部の分離主義者に対し影響力を行使するよう要請した。

メルケル首相はナチス侵攻のロシア人犠牲者を追悼したものの、対 ドイツ戦勝70周年記念の軍事パレードへの出席は見送った。代わりに、 プーチン大統領と共にクレムリン近くの無名戦士の墓に献花した。

原題:Merkel Nudged by Putin on Economic Sanctions at War Remembrance(抜粋)

--取材協力:Elena Mazneva、Birgit Jennen.

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