アジア・太平洋株式サマリー:上海総合が反発、印株は大幅高

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【中国・香港株式市況】

8日の中国株式市場では、上海総合指数が反発。週間ベースでの下 げを縮めた。弱い貿易統計が発表され追加刺激策が講じられるとの見方 が強まったほか、深圳と香港の両証券取引所の接続が年内に開始される との観測が広がった。

深圳に拠点を置くテクノロジー銘柄を中心に上昇し、鼎捷軟件 (300378 CH)と上海網宿科技(300017 CH)が共に10%の値幅制限いっ ぱい上昇。家電製品の小売りチェーンを展開する蘇寧雲商集団(002024 CH)も10%値上がり。国務院が景気支援のために電子商取引企業の発展 を促進する方針を示した。

この日発表された4月の輸出は人民元ベースで前年同月比6.2%減 少。ブルームバーグがまとめた市場予想の中央値は0.9%増加だった。

上海総合指数は前日比2.3%高の4205.92で終了。前日までの3日間 で8.2%下落していた。今週の下落率は5.3%と、2010年7月以来最大。 CSI300指数は前日比2%高。

ベアリング・アセット・マネジメントのアジア担当マルチアセット 戦略責任者、キエム・ドゥ氏(香港在勤)は「政府は世界の貿易が鈍化 しつつあり国内経済も減速しつつあることを認識している」と指摘。 「追加刺激策を見込んでいる。深圳と香港の証取接続が10-12月(第4 四半期)に開始されるとの報道もセンチメントを後押しした」と述べ た。

香港市場では中国本土株から成るハンセン中国企業株(H株)指数 が前日比2%高、ハンセン指数は同1.1%高で引けた。

【インド株式市況】

8日のインド株式相場は上昇し、指標のS&&P・BSEセンセッ クスは約3カ月ぶりの大幅高となった。ICICI銀行を中心に銀行株 が上げたほか、ヒンドゥスタン・ユニリーバは利益が予想を上回ったこ とを手掛かりに買われた。

インドで日用品最大手のヒンドゥスタンは約2週間ぶりの大幅高。 同国の民間銀行で資産規模が最大のICICI銀は5日ぶり上昇。一 方、二輪メーカーのヒーロー・モトコープは構成銘柄の中で最もきつい 値下がりとなった。

センセックスは前日比1.9%高の27105.39で終了。これは1月15日 以来の大幅上昇。週間ベースでは0.4%の値上がり。前日は1月29日に 付けた過去最高値からの下落率が10%を超え、いわゆる調整局面となっ ていた。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比0.2%安の5634.56。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比0.3%安の2085.52。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比0.1%安の9692.00。