ドイツ:3月の鉱工業生産、予想外の減少-リスク浮き彫り

ドイツの3月の鉱工業生産は予想に反し減少 した。独経済が依然、世界経済の弱さからのリスクにさらされているこ とが浮き彫りになった。

独経済省が8日発表した3月の鉱工業生産指数(季節調整済み)は 前月比0.5%低下。2月は同横ばいに改定された。ブルームバーグがま とめたエコノミスト予想の中央値で3月は0.4%上昇が見込まれてい た。前年同月比の実績は0.1%上昇。

世界経済の動向に加え、ギリシャと債権者側の交渉停滞がユーロ圏 の回復の足かせとなっている。一方、ドイツの景況感は10カ月ぶりの高 水準にありドイツ連邦銀行(中央銀行)も今年の堅調な成長を予想して いる。

ナティクシスのエコノミスト、ヨハネス・ガレイス氏(フランクフ ルト在勤)は「ファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)は良好に見 える。また、ドイツの製造業はユーロ安と近隣諸国の成長加速の恩恵を 受けるだろう。ただ、中国の景気軟調や米経済の不透明、ロシア問題な ど幾つかの不安要素はある」と述べた。

発表によると、3月の製造業生産は前月比0.8%減。投資財が1.4% 減だった。1-3月(第1四半期)の鉱工業生産は0.5%増、建設 の2.3%増が寄与した。

原題:German Industrial Production Falls as Economic Risks Highlighted(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.

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