バフェット氏にヘッジファンド運用者が冷たい視線

米ネブラスカ州オマハで開催されたバークシ ャー・ハサウェイの年次株主総会では、資産家ウォーレン・バフェット 氏を称賛する人々が多かったが、ラスベガスでは今週一部のヘッジファ ンドマネジャーが同氏に批判的な姿勢を示した。

6日のダニエル・ローブ氏の発言に続き、ヘッジファンドマネジャ ーのジム・チャノス氏は7日、コカ・コーラがボトラーとの間で行った 会計処理が問題となった1990年代後半にバフェット氏が同社の取締役会 メンバーだったことに言及し、同氏の言動の矛盾を追及した。バフェッ ト氏はかねてから企業の会計処理を公然と批判している。

チャノス氏(57)はスカイブリッジ・オルタナティブス・コンファ レンスの開催中にブルームバーグのインタビューに応じ、「偽善は罪で はないのか」と語った。

バフェット氏は株式取得や買収を通じて過去50年でバークシャーを 世界屈指の企業に育て上げた。同氏は書簡を送ったりメディアに登場し たりする機会を捉えて、ウォール街の行き過ぎた行為やヘッジファンド の運用手数料を批判。富裕層への増税も呼び掛けている。

ローブ氏は6日、バフェット氏の書簡を読むのは好きで、矛盾を見 つけるのも楽しいと述べた。バフェット氏にアシスタント経由で6、7 日にコメントを求めたが、これまでのところ回答はない。

原題:Buffett Feels Hedge Fund Managers’ Chill After Warmth in Omaha(抜粋)

--取材協力:Simone Foxman.