ドイツ国債の一斉売り、03年の日本国債安に類似-バークレイ

ドイツ国債のこのところの一斉売りは、2003 年6月の日本国債相場の下落をほうふつとさせ、債券市場ばかりではな く株式相場にも影響する可能性があると、バークレイズの資産配分世界 責任者のジム・マコーミック氏が指摘した。

同氏によれば、利回りの変化とボラティリティ、連邦公開市場委員 会(FOMC)が発している政策シグナルが当時と類似している。03年 の日本国債値下がりが7年債と10年債にもたらした損失は、15年で最大 の規模だったが、株式相場はその後の1年に40%上昇したとマコーミッ ク氏はリポートに記述した。ただ、歴史は繰り返すと結論付けることに は慎重を呼び掛けた。

同氏は「資産配分という点で03年から得られる最も重要な教訓は、 債券利回りが極めて低くなれば最終的に債券から株式への資金移動が起 こるということだ」とした上で、「これが既に起こっている兆候があ る。債券に比べ株式のパフォーマンスが高いことは、今年の資産配分に おいてこれまでのところ圧倒的に最大のテーマだ」と指摘した。

原題:Germany’s Bond Slump Revives Memories of 2003 Japan for Barclays(抜粋)