米国株:主要株価指数が上昇-テクノロジー銘柄高い

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7日の米国株相場は上昇。ヤフーなどテクノ ロジー株が高い。S&P500種株価指数は前日の取引で1カ月ぶり安値 に下げていた。あす8日は4月の雇用統計が発表される。

アリババ・グループ・ホールディングは大幅高。1-3月期の売上 高が前年同期比45%増加したことに反応した。アリババ株を保有するヤ フーも高い。前日に6週ぶり大幅安となっていたマイクロソフトも買い 進まれた。一方でホールフーズ・マーケットとキューリグ・グリーン・ マウンテンは下落。四半期決算を受けて失望売りが広がった。

S&P500種株価指数は前日比0.4%高の2088。ダウ工業株30種平均 は82.08ドル(0.5%)上昇し17924.06ドル。

マックイーン・ボール・アンド・アソシエイツ(ペンシルベニア州 ベスレヘム)の最高投資責任者(CIO)、ビル・シュルツ氏は「この ところ売られた銘柄の一部に反発の動きが見られる」と指摘。「次のト レンドはあすの雇用統計次第で決まるだろう」と続けた。

米国株は前日までの2日間に下落。経済指標のほか、イエレン米連 邦準備制度理事会(FRB)議長が株式市場の高いバリュエーションに 警戒感を示したことが手掛かり。

経済指標

2日終了週の米新規失業保険申請件数は市場予想を下回った。また 過去4週間の平均は15年ぶり低水準となった。市場は8日に発表される 4月の雇用統計に注目している。ブルームバーグが実施したエコノミス ト調査では、非農業部門雇用者数は23万人増が予想されている。3月 は12万6000人増だった。

米金融当局は利上げのタイミングを測る上で雇用関連の指標に注目 している。

フィラデルフィア・トラストのリチャード・シーシェル最高投資責 任者(CIO)は「市場にはここ数日間、強弱まちまちかネガティブな メッセージが届いている」とし、「最近の経済データはどちらかと言え ば期待外れな内容の方が多く、よってあすの雇用統計はいつもよりさら にニュース価値が高い」と述べた。

シカゴ・オプション取引所(CBOE) のボラティリティ指数( VIX)は0.1%低下し15.13。このままいけば週間では1月以来の大幅 上昇となる。

イェルプが急伸

S&P500種の業種別10指数では9指数が上げた。テクノロジーや 金融株の指数が特に上昇した。ヤフーは5.3%高。

モトローラ・ソリューションズは2.1%上昇。ガベリやレイモン ド・ジェームズ・ファイナンシャルが投資判断を上方修正した。マイク ロソフトは0.9%上昇。前日は2.8%安と、3月以降で最大の下げとなっ ていた。

口コミサイト運営のイェルプは23%高と急伸。2013年8月以来の大 幅な上昇率となった。事情に詳しい関係者によれば、同社は身売りの準 備を進めており、買い手を探すためゴールドマン・サックス・グループ と協力している。

ホールフーズは9.7%、キューリグ・グリーンは9.2%それぞれ下げ た。

原題:U.S. Equities Advance Amid Tech Shares Rally Before Jobs Data(抜粋)

--取材協力:Roxana Zega、Lu Wang.