モルガンSのバンカーが最も満足、BNPが不満-ボーナス

ロンドン在勤のバンカーでボーナスについて 最も満足しているのはモルガン・スタンレーの従業員、一方、報酬が少 な過ぎると考えているのはBNPパリバの行員だった。報酬比較サイト のエモルメント・ドット・コムの調査で分かった。

それによると、モルガン・スタンレーではバンカーの47%がボーナ スに満足していると回答。BNPで満足しているのは15%にすぎなかっ た。エモルメントが7日、5000人の銀行従業員からのデータに基づき電 子メールで公表した。BNPとシティグループ、ドイツ銀行、HSBC ホールディングスでは回答したバンカーの半数以上が、不満があると答 えた。

エモルメントによれば、「ジュニアバンカーが初めてのボーナスシ ーズンでまず学ぶことは、金額を伝えられた時に決して満足や感謝の気 持ちを示してはいけないということだ。経営陣が翌年にはもっと高いボ ーナスを支給してくれるよう、まず動揺してみせ、その後もしばしば脅 しをかけたりかんしゃくを起こしてみるのが安全なやり方だ」という。

ソシエテ・ジェネラルでは不満なバンカーの割合が48%、バークレ イズが46%、UBSグループが43%だった。クレディ・スイス・グルー プとJPモルガン・チェースではそれぞれ41%と28%。

全体で73%のバンカーが直近のボーナスについて、不満またはよく 分からないと答えた。若手の方がベテランより満足している割合が高か った。投資銀行の中で最もランクが低いアナリストは42%が不満。この 割合はディレクターでは44%、マネジングディレクターで49%だった。

エモルメントの3月の発表によれば、ロンドンの金融街シティーで 働く合併担当のバイスプレジデントの今年のボーナス額(中央値)は8 万5000ポンド(約1540万円)と、昨年の5万ポンドから増加。ディレク タークラスは6%増の12万7500ポンドだった。2011年にはバイスプレジ デントのボーナスは最高9万8000ポンドに上った。

原題:Morgan Stanley Bankers Happiest With Bonuses While BNP Dismayed(抜粋)