高頻度取引の米バーチュ、中国進出に意欲-最大級の未開拓市場

ハイフリークエンシー(高頻度)取引で世界 大手の一角を占める米バーチュ・ファイナンシャルが、中国への進出を 目指している。

バーチュのダグ・シフ最高経営責任者(CEO)は計画がまだ初期 段階だとした上で、シンガポールの政府系投資会社テマセク・ホールデ ィングスがバーチュに出資し、中国本土への道を開いたと説明した。

同CEOは6日、1-3月(第1四半期)決算発表後のアナリスト との電話会議で、「中国市場参入のために域内で最良の現地パートナー と提携する」と述べた。米欧や日本などの株式市場と異なり、中国はコ ンピューターを使った高頻度取引で未開拓の大市場の一つだ。

エイトグループの調査員ガブリエル・ワン氏(ボストン在勤)によ れば、中国株式市場は同じ日に同一銘柄を売り買いすることが禁止され ている上、売り手は取引額の0.1%の印紙税を課されるため、高頻度取 引業者から保護されている。

香港に本社を置く投資助言会社、瑞東集団(リオリエント・グルー プ)のエグゼクティブ・マネジング・ディレクター、ブレット・マクゴ ネガル氏は、バーチュは中国が株取引に関する制限を取り除くのを期待 し、中国の先物とオプション市場での足掛かりを得ようとしている可能 性があると指摘した。

原題:High-Speed Trader Virtu Financial Setting Sights on China (3)(抜粋)

--取材協力:John Detrixhe、Matthew Leising、Klaus Wille.

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