欧州株:続落、FRB議長の株価に対する言及とユーロ高が響く

6日の欧州株式市場では指標のストックス欧 州600指数が続落した。ユーロ相場上昇のほか、イエレン米連邦準備制 度理事会(FRB)議長が株式のバリュエーション(株価評価)はかな り高いと指摘したことが売り手掛かりとされた。

ストックス600指数は前日比0.6%安の388.68で終了。一時は1%下 げ、0.3%上昇する場面もあった。イエレン議長の発言を受けて、米国 株は値下がりし、ドルは対ユーロで下落した。

MPPM(独エップシュタイン)で資産運用に携わるギレルモ・ヘ ルナンデス・サンペレ氏は、「値固めが続くだろう」とし、「足の速い 大量の資金がユーロ安を現出させていたが、現時点ではこれを巻き戻さ なければならない。株式売却で流動性の確保が必要だ」と指摘。さら に、「FRB議長のいかなる発言も、その意味を読み取る必要がある。 早期利上げが経済と株式のバリュエーションに打撃を与えることを米当 局は認識している」と付け加えた。

この日の西欧市場ではスイスのSMI指数が最も下げ、1.5%下落 した。英FTSE100指数はほぼ変わらず。世論調査によれば、7日の 総選挙でいずれの政党も過半数を確保できないとみられている。

業種別ではヘルスケア銘柄が大きく下げた。スイスのノバルティス とロシュの下げが目立った。

原題:European Stocks Decline for a Second Day After Yellen’s Comments(抜粋)

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