米財務省:Tビルの供給を拡大へ、政府の現金準備を引き上げ

米国は財務省短期証券(Tビル)の供給を拡 大する。需要増加に対応するほか、市場の混乱に備えて政府が保有する 現金準備を最低1500億ドル(約18兆円)に引き上げることが狙い。

米財務省は6日、来週の四半期定例入札について発表。12日に3年 債240億ドル、13日に10年債240億ドル、14日に30年債160億ドルの入札 を実施すると明らかにした。総額640億ドルの規模は前四半期から据え 置きで、30億ドルの債務返済が可能になる。

財務省はTビルの発行を増やすとも発表。特にマネーマーケット・ ミューチュアル・ファンド(MMF)からの需要が高く、需要は引き続 き伸びることが予想されるためと説明した。財務省のポートフォリオで Tビルの供給が占める比率は約11%と、「数十年ぶりの低水準」だとい う。

財務省によれば、今月から開始された現金残高政策は1週間分の資 金流出額に相当する約2000億-2250億ドルを埋めるのに十分な現金を政 府が確保することを意味する。当局者がワシントンで記者団に語ったと ころによると、財務省が現在保有する手元資金は2日間分の支出額に相 当する約800億ドル。

原題:U.S. to Raise Treasury Bill Supply, Hold Bigger Cash Buffer(抜粋)

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