アジア・太平洋株式サマリー:中国、香港株が下落-印株は続落

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【中国・香港株式市況】

6日の中国株式相場は下落。指標の上海総合指数のこの2日間の下 落率は過去3カ月で最大となった。投資家が新規株式公開(IPO)銘 柄への投資資金を得るため、このところ最も好調に推移していたセクタ ーの株を売却した。

上海市場でこの3カ月で最も大幅に上げていた公益株と工業株がこ の日の下げの中心。2月以降、共に30%余り上げていた大唐国際発電と 華電国際電力は少なくとも5%の下落。中国中鉄と中国鉄建も5%超下 げた。一方、創業板指数は過去最高を更新したが、その後上げ幅を縮小 した。

上海総合指数は前日比1.6%安の4229.27で終了。5日は4.1%下げ ていた。ブルームバーグの集計データによれば、5日から11日までの間 に25社がIPOを計画している。IPO銘柄は取引初日に平均44%上げ ている。

申万宏源のアナリスト、錢啟敏氏は電話インタビューで、「投資家 はIPO銘柄取得の資金を得るため、保有する株が上げた後に午後の取 引で売却する傾向がある」とし、「IPO銘柄が資金を動かすため、市 場の流動性が圧迫されている」と指摘した。

香港市場のハンセン指数は0.4%安の27640.91で終了。5営業日続 落となった。

【インド株式市況】

6日のインド株式相場は続落し、指標のS&P・BSEセンセック スは年初来安値を付けた。株価指数先物のブロック取引と海外勢による インド株の継続的な売りが要因。

発電設備メーカーのバーラト重電機がセンセックス構成銘柄中で最 もきつい値下がり、電力会社NTPCも大きく下げた。銀行株指数は先 月27日以来の低水準となり、特にICICI銀行の下げが目立った。

センセックスは前日比2.6%安の26717.37と、昨年12月17日以来の 安値で終了。一時は1月29日に付けた過去最高値からの下落率が10%を 超え、いわゆる調整局面となった。海外勢による4日までの2営業日の インド株売買動向は4億7500万ドルの売り越し。CNXニフティ指数先 物については先月23日以降売り越しが続いている。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比2.3%安の5692.16。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前営業日比1.3%安の2104.58。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比1.93ポイント安の9818.20。